この記事はなに?
2026年8月に、Google Cloudの認定資格であるProfessional Cloud Architect(以下PCA)を受験して合格したので、試験の概要、対策としてやったことをまとめてみました。
自分はGoogle Cloudの実務経験がない状態から、期間1ヶ月・実質30時間程度の勉強で受験しています。似たような立場の人の参考になるかもしれません。
注意点
- 記事の内容は2026年9月時点の情報です。PCAは2025年に大きく改訂されているので、古い受験記を読む際は気をつけてもらえるとよいかと思います
- この記事の作成(下書き)にはAIを用いています
試験の概要
PCAはGoogle CloudのProfessionalレベルの認定資格で、ざっくり言うと「ビジネス要件を満たすシステムをGoogle Cloud上でどう設計・運用するか」を問う試験です。
公式の認定ページに記載されている概要は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 2時間 |
| 問題数 | 50〜60問の多肢選択(複数選択)式 |
| 受験料 | $200(税別) |
| 言語 | 英語、日本語 |
| 受験方法 | 遠隔監視オンライン試験、またはテストセンターでのオンサイト監視試験 |
| 認定の有効期間 | 2年間 |
| 推奨される経験 | 業界経験3年以上(Google Cloudを使用したソリューションの設計と管理の経験1年以上を含む) |
| 必須条件 | なし |
出題範囲は、試験ガイドでは以下の6つのセクションに分かれています。
- クラウドソリューションアーキテクチャの設計と計画
- クラウドソリューションインフラストラクチャの管理とプロビジョニング
- セキュリティとコンプライアンスに対応した設計
- 技術プロセスやビジネスプロセスの分析と最適化
- クラウドアーキテクチャの実装の管理
- ソリューションとオペレーションの卓越性の確保
また、試験ガイドではGoogle Cloud Well-Architected Frameworkの知識が重要な要件として挙げられています。
ケーススタディ
PCAで特徴的なのがケーススタディです。架空の企業のシステムと要件が書かれたドキュメントが4つ、事前に公開されていて、試験前に読み込むことができます。ケーススタディに関する問題は試験全体の20〜30%を占めるとされています。
現行のケーススタディは以下の4本です。
- Altostrat Media: 動画配信プラットフォーム
- Cymbal Retail: ECサービス
- EHR Healthcare: 医療系システム(SaaS)
- KnightMotives Automotive: 自動運転
ここは注意が必要なポイントで、2025年10月30日の改訂によって、それまで使われていたMountkirk Games / TerramEarth / Helicopter Racing Leagueに代わる形で、Altostrat Media / Cymbal Retail / KnightMotives Automotiveが新たなケーススタディとして追加されています(EHR Healthcareについては変更無し)。
日本語の受験記や対策記事は改訂前のものがまだ多いので、ケーススタディの名前が出てくる記事を見つけたら、まず書かれた時期を確認した方がよいと思います。
受験の動機と、受験前のスペック
動機
動機は3つあります。
- 事前に参加したGoogle Cloud Next Tokyo 2026で刺激を受けた
- 同イベントで、受験料が$100引きになるクーポンをもらえた
- ちょうど夏休みがあり、勉強する期間を確保できた
数ある認定資格の中でPCAを選んだのは、Google Cloudを俯瞰して勉強できそうだったからです。特定のサービスに閉じた資格ではなく、Compute / Storage / Networking / Database / Security / 運用あたりまで広く出題されるので、全体像を掴むのに向いていそうだなと。また、Professional資格ということもあり、現状の実力の証明にもなりそうだと思いました。
受験前のスペック
- Google Cloudや他のパブリッククラウドの実務経験はなし(PoCでの経験はあり)
- Kubernetesの認定資格は保有(CKA / CKAD / CKS)
- Web系企業での、クラウドネイティブ領域のアーキテクトとしての経験が7年程度
先に書いた通り、公式が推奨している「Google Cloudを使用したソリューションの設計と管理の経験1年以上を含む、業界経験3年以上」は満たしていません。
ただ、受けてみた感想としては、Kubernetesやクラウドネイティブ全般、インフラ一般の知識はかなりそのまま通用しました。試験にはGoogle Cloud固有のサービスを選ばせる問題だけでなく、マイクロサービスやコンテナ、ネットワークの一般的な設計の問題も出てくるので、その部分は既存の知識で解けました。
逆に言うと、自分に足りていなかったのはGoogle Cloud固有の知識(サービス名とその概要等)で、ほぼそれだけでした。なので、対策もそこに集中させました。
試験対策としてやったこととその時期
期間としては約1ヶ月、実際の勉強時間は30時間程度です。
8月頭: とりあえず申し込み
先に受験を申し込んで、締切を作りました。9月は予定が多かったので、受験日にはちょうど空いていそうな8月最終週を選びました。試験は日本語と英語を選択できたので、日本語を選択しました。
盆休み: Udemyの講座を3日で1周
以下の講座を3日程度で1周して、概要を掴みました。
久しぶりにペーパーテストの勉強をするので、少し違う勉強方法を試してみたいと思い、Obsidianを使って、講座で聞いた内容をチートシート的にまとめてみました(Obsidian自体は現状もメモツール兼個人用のナレッジベースとして使っています)。先にも書いた通り、この試験はサービス名とその概要がわからないと解けない問題が多いので、「サービス名 → 一行の説明」という形式でメモを取った上で、あとで何度か見直すようにしました。
動画を流し見するだけだとサービス名が定着しないので、結果的にはこのメモを作って見直す作業が対策の中心だったと思います。
8月3〜4週目: Udemyの模擬試験を1周
以下の模擬試験を1周しました。
この時点で7~8割は取れていたので、実力を出せれば合格できそうな感じはしていました。 間違えた問題については、その場で解説を読むだけでなく、先に作ったチートシートに書き戻すようにしつつ、講座の動画も見返すようにしました。
また、この時期にケーススタディの公式ドキュメントにも目を通しておきました。そんなに長くないので一読しておくとよいかと思います。
使わなかったもの
公式ドキュメントやCloud Skills Boostなどは、ほぼ読んでいません。結果的にはUdemyの講座と模擬試験の2つだけで足りました。
ただしこれは「試験に合格する」ことに最適化した話で、実際にGoogle Cloudを使えるようになるためには別の学習が必要だと思っています(このあたりはまとめに書きます)。
暗記用に作ったチートシート
自分が作ったメモをほぼそのまま載せておきます(フォーマットは直しています)。公開にあたって、現行のサービス名や仕様を確認して修正しています(一応、内容はブログ執筆時に検証していますが、誤りが含まれる可能性もあるので、公式ドキュメントを確認してください)。
基礎
- リージョン: 地理的な単位
- ゾーン: リージョン内の独立した障害ドメイン
- グローバルリソース: リージョンやゾーンに依存しないリソース
管理
- リソース階層: Organization → Folder → Project → Resource
- Organization Policy: 組織内に適用される制約。IAMによる権限付与とは別レイヤなので、IAMで許可されていても制約側が優先される
- Cloud Billing: 料金管理。BigQueryへのエクスポートが可能
- プリンシパル: ユーザ、グループ、サービスアカウントなど、権限を付与される主体
Observability
- Cloud Logging: ロギング
- ログバケット:
_Defaultは保持期間30日、_Requiredは400日(変更不可) - ログルーター: ログの転送設定
- シンク: ログの宛先
- ログバケット:
- Log Analytics: Cloud LoggingのログをSQLでクエリできる機能
- Cloud Monitoring: モニタリング
- Cloud Audit Logs: 監査ログ
- Ops Agent: VMに入れるエージェント。Cloud Monitoringでより詳細な情報が取れるようになる
- Cloud Trace: トレーシング
- Cloud Profiler: アプリケーションコードのプロファイリング(CPU / メモリの使用量)
- Error Reporting: エラーログの集約と解析
- Google Cloud Managed Service for Prometheus (GMP): マネージドなPrometheus
セキュリティ
- IAM: リソースに対するアクセス制御。RBACと、IAM Conditionsによる属性ベースの制御に対応
- 基本ロール:
roles/viewer、roles/editor、roles/ownerなど。粒度が粗く、利用は非推奨 - 事前定義ロール:
roles/bigquery.dataViewerなど。原則こちらを使う - カスタムロール: 既存の権限を組み合わせて作るユーザ定義のロール
- 基本ロール:
- IAM Conditions: 時刻やリソース属性などに基づいてアクセスを制限する、条件付きロールバインディングの仕組み
- Cloud Identity: IDaaS。Google WorkspaceやオンプレのActive Directoryと連携してID管理を行い、IAM(認可)の認証基盤となる
- Google Cloud Directory Sync (GCDS): オンプレのActive Directory / LDAPからCloud Identityへ、ユーザやグループを同期するツール
- Managed Service for Microsoft Active Directory: マネージドなActive Directory
- Access Context Manager (ACM): リクエストのコンテキスト(誰が、いつ、どこから、どのデバイスでアクセスしたか)に基づいてアクセスを許可・拒否する
- Identity-Aware Proxy (IAP): ACMのコンテキストとユーザIDでアクセスを認可する
- Sensitive Data Protection: 機密情報の発見・分類・保護(マスキング、トークナイゼーション)。Cloud DLPと呼ばれていたもの
- Cloud KMS: 暗号鍵の管理。ローテーションにも対応
- Google管理の鍵: デフォルト
- CMEK: 顧客管理の鍵。Cloud KMS上で顧客が管理する
- CSEK: 顧客提供の鍵。鍵素材をリクエストごとに顧客が渡し、Cloud KMSには保存されない
- Cloud EKM: 外部の鍵管理システムにある鍵を、Cloud KMS経由で参照する
- Cloud HSM: ハードウェアセキュリティモジュール内で鍵を生成・管理する
- Assured Workloads: データが指定した地域でのみ保存・処理されることを保証する(データレジデンシー、主権要件への対応)
- VPCファイアウォールルール: Priorityの数字が小さいほど優先度が高い(暗黙のルールは65535)
Compute Engine
- OS Login: IAMを使ってVMにログインする仕組み
- マシンタイプ:
n2-highmem-2のような命名で、末尾の数字はvCPU数 - ディスク: Persistent Disk、Hyperdisk(次世代)、Local SSD(一時的な用途にのみ使える)
- Spot VM: 低価格のVM。強制終了(プリエンプション)される可能性があるので、バッチ処理などに使う
- ラベル: 課金・コスト管理用に割り当てるキーバリュー
- ネットワークタグ: ファイアウォールルールやルートの適用対象を指定するためのタグ
- タグ(セキュアタグ): Resource Managerのタグ。IAM Conditionsやファイアウォールポリシーの条件に使える
- メタデータ: 起動スクリプトや環境変数的な値をインスタンスに渡す仕組み
- Node Affinity Label: 作成されるインスタンスを特定のノードに固定するためのラベル
- Sole-tenantノード: 単一の分離された物理サーバ上でVMを実行できる
- VM Manager: VMの設定とポリシーの管理。OSの初期設定やパッチ適用など
- Batch: マネージドなバッチ処理のスケジューラ
- インスタンステンプレート: VMの設計図。MIGの作成に使う。イミュータブルなので編集できない
- マネージドインスタンスグループ(MIG): VMのグループ。自動スケール、ヘルスチェック、自動修復に対応
- Backup and DR Service: バックアップとDR
- リフト&シフト: アプリケーションをほとんど変更せずにそのままクラウドへ移行する手法
- Migrate to Virtual Machines: VMwareなどのソース環境からCompute Engineへ、エージェントレスでVMを移行する。Migrate for Compute Engineと呼ばれていたもの
- 継続利用割引 (sustained use discounts): 事前契約なしで、1か月に長く稼働したリソースへ自動適用される割引
- 確約利用割引 (committed use discounts): 一定量の利用を1〜3年など期間確約する代わりに、大きく割り引かれる仕組み
GKE
- Autopilotモード: ワーカーノードもGoogle Cloud側が管理する(コントロールプレーンは標準モードでもGoogle Cloud管理)
- Fleet: 複数クラスタを論理的にグループ化したもの
- マルチクラウドクラスタ: 他のクラウド上のクラスタも管理対象にできる
- Cluster Autoscaler (CA): ノードの自動スケール
- Cloud Service Mesh: Istioのマネージドサービス
- Config Sync: Fleet内のクラスタ間での設定の同期
- Policy Controller: OPA Gatekeeperベースのポリシーをクラスタやフリートに適用する。強制(Enforce)モードと監査(Audit。実際には禁止せず監査ログのみ出す)モードがある
- コントロールプレーン承認済みネットワーク: コントロールプレーンへのアクセスをCIDR単位で制限する。Master Authorized Networksと呼ばれていたもの
- 限定公開クラスタ(Private Cluster): ノードやコントロールプレーンに内部IPアドレスのみを用い、外部からのアクセスを制限するクラスタ
App Engine
- スタンダード環境: フルマネージド
- フレキシブル環境: Compute Engine上でカスタムコンテナを実行できる。カスタムVPC内でも動作させられるが、最小インスタンス数をゼロにできない
- トラフィック分割により、Blue/Greenデプロイメントやカナリアリリースに対応
Cloud Run
- Cloud Run Service: 通常のワークロード。Revision(コンテナと設定のスナップショット)を持ち、これらの間でトラフィックを分割することで、カナリアリリースやBlue/Green、自動スケールに対応する
- Cloud Run Job: バッチ
- Cloud Run functions: FaaS。Cloud Functionsと呼ばれていたもの
- Serverless VPC Access: Cloud Runからユーザ定義のVPC(Compute Engine、Cloud SQLなど)にアクセスする。中継用のConnectorが必要
- Direct VPC Egress: 同じくVPCへのアクセスに使うが、Connectorが不要
ストレージ
- Cloud Storage: オブジェクトストレージ
- ストレージクラス: Standard、Nearline(月1回程度のアクセスを想定)、Coldline(四半期に1回程度)、Archive
- Autoclass: ライフサイクル管理を書かなくても、アクセス頻度に応じて自動でクラスを移行してくれる機能
- 署名付きURL: 特定期間のみのデータ公開
- 均一なバケットレベルのアクセス: ACLを無効化し、IAMのみでアクセス管理する(対になるのがきめ細かい制御モード)
- Persistent Disk / Hyperdisk: ブロックストレージ
- Filestore: ファイルストレージ / NAS
- Storage Transfer Service: 大規模なデータ転送
- Transfer Appliance: アプライアンス製品にデータを取り込んでから、Googleのデータセンターに物理的に送る。大量データのオフライン転送に用いる
- Cloud Storage FUSE (gcsfuse): バケットをローカルファイルシステムとしてマウントする仕組み
ネットワーク
- VPC(リージョンによらない) → サブネット(リージョンごと)
- VPC Peering: VPC間の通信。双方のVPCでそれぞれピアリングを作成して初めて有効になる。IPアドレス範囲が重複してはいけない。また推移的ではない(A-B、B-Cで設定されていても、A-Cは通信できない)
- 共有VPC: 組織内、プロジェクト間でのVPCの共有
- VPC Service Controls: マネージドサービスに対するネットワークレベルのアクセス制御。サービス境界を指定し、そこを越えるアクセスを制御する。Access Context Managerと組み合わせると、アイデンティティやデバイスベースの制御もできる
- Private Google Access: 外部IPアドレスを持たないリソースから、内部IPアドレスのままGoogleのサービスにアクセスさせる
- Cloud VPN: VPCと外部のネットワークをVPNで接続する
- Cloud Interconnect: VPCと外部のネットワークを専用線で接続する
- Dedicated Interconnect: 10Gbps / 100Gbps。冗長構成を組んだ場合のSLAが99.99%(単一構成では99.9%)
- Partner Interconnect: パートナー経由の接続。より小さい帯域から選べる
- Direct Peering: Googleのエッジネットワークとピアリングする接続。帯域幅を保証するSLAはない
- Network Connectivity Center (NCC): 複数のネットワークをハブに統合して管理する
- Cloud NGFW: ファイアウォール
- Cloud Armor: WAFとDDoS保護。主にロードバランサ周辺の保護が目的
- Cloud IDS: マネージドなIDS
- Cloud Router: マネージドなBGP
- Cloud NAT: マネージドなNAT。外部IPアドレスを持たないリソースが外部ネットワークにアクセスするための方法。Cloud Routerに設定をアタッチする
- Cloud Load Balancing: ロードバランサ。バックエンドにCloud Storageを直接紐づけることもできる。ヘルスチェックは
130.211.0.0/22と35.191.0.0/16から送信される - Cloud CDN: CDN。Cloud ArmorやCloud Load Balancingと組み合わせて使う
- Cloud DNS: DNS。ルーティングポリシーの設定により、地域や重みに基づいた振り分けもできる
データベース
- Cloud SQL: マネージドだが、一般的なRDBMS(MySQL / PostgreSQL / SQL Server)をホストする。Auth Proxyを使うことで外部IPが不要になる
- SQL Insights: クエリのパフォーマンス分析
- AlloyDB: マネージドなPostgreSQL互換DB
- Spanner: NewSQL(外部整合性)
- Bigtable: マネージドなワイドカラム型のNoSQL DB。行キーに紐づく複数の(列ID, 値)の組を持つ。近い行キーが近いノードに乗るため、行キーの設計が重要。ミリ秒単位のレイテンシで、数百万/秒の読み書きができる
- Firestore: NoSQLのドキュメントデータベース。Firestore本来のネイティブモードと、Datastore APIとの互換のためのDatastoreモードがある
- Datastream: フルマネージドなCDC(変更データキャプチャ)サービス
データ分析
- BigQuery: データウェアハウス。列指向で、ペタバイト級のデータ分析ができる。dataset → table という構造
jobUserロール: クエリの実行権限。データの閲覧権限を明示的に含まないことに注意dataViewerロール: データの閲覧権限
- Dataproc: マネージドなHadoop / Spark / Hive / HBase / Presto
- Pub/Sub: メッセージキューイング。Topic(グローバルリソース)、Publisher、Subscriber。デッドレタートピック(配信の再試行回数が上限に達したメッセージの転送先)に対応
- Dataflow: 大規模データの分散処理(Apache Beam)
- Managed Service for Apache Airflow: Airflowのマネージドサービス。Cloud Composerと呼ばれていたもの
- Dataprep: データラングリング(前処理)
DevOps
- Cloud Build: マネージドなビルド環境
- Artifact Registry: コンテナイメージとビルド成果物のレジストリ
- Binary Authorization: GKEやCloud Runへのデプロイ時に、承認されたパイプラインでビルド・署名されたイメージのみを許可するポリシーを強制する
- Cloud Deploy: マネージドなデプロイサービス
IaC
- Terraform: HashiCorp製のIaCツール
- Infrastructure Manager: マネージドなTerraform
- Deployment Manager: YAMLベースの構成管理ツール。サポート終了済みで、Infrastructure Managerへの移行が推奨されている
移行
- Migration Center: 移行手法の評価
- 7R
- Retain: 維持
- Retire: 廃止
- Rehost: Migrate to Virtual Machines
- Relocate: Google Cloud VMware Engine
- Replatform: Database Migration Serviceなど
- Repurchase: SaaSへの置き換え(Lookerの導入など)
- Refactor: Google Cloudのマネージドサービスを使う形に作り替える
連携
- API Gateway: APIゲートウェイ
- Apigee: API管理プラットフォーム
- Application Integration: iPaaS。他社SaaSとGoogle Cloudを接続するフルマネージドサービス
AI
- Gemini Enterprise Agent Platform: AIプラットフォーム。Vertex AIと呼ばれていたもの
結果
結果は合格でした。
当日の流れは以下の通りです。
- 午後休を取って、近くのテストセンターへ
- マイナンバーカードで本人確認をして、持ち物をロッカーに預け、コンピュータのある試験室へ
- 2時間の試験で、10分ほど余ったので、問題の見直しに充てた
- 試験終了後、すぐに画面上で結果が表示される
体感の難易度としては、模擬試験がちゃんと解けていれば問題ないレベルでした。逆に言えば、模試の正答率がそのまま合否の先行指標になるので、直前の判断材料としても使えると思います。
まとめ
取ってよかった点は以下です。
- Google Cloudとそのサービスの概要について、満遍なく学ぶにはちょうどよい試験でした。実務で触っていないサービスも含めて、名前と用途が一通り頭に入ったので、設計の場で選択肢として出せるようになりました
- Google Cloudだけでなく、マイクロサービスやクラウドネイティブ全般、インフラについての問題も出てくるので、基礎の復習にもなりました
一方で、期待と違った点もあります。
- 各サービスの細かい設定については出てこないので、実際に使えるようになりたい場合は、別に学習する必要があります。この資格を取ったからといってGoogle Cloudが使えるようになるわけではないです
簡単な試験ではないですが、受ける価値はある試験だと思います。Google Cloudの全体像を短期間で掴みたい人にはおすすめできます。
認定の有効期間は2年間です。更新試験は1時間・25問・$100(英語試験のみらしい)で、ケーススタディ関連の問題が全体の90〜100%を占め、しかもそのケーススタディは生成AIソリューションの活用が題材になっているとのことなので、また2年後に何か書くかもしれません。







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