「きんいろモザイクと英語レッスン」を読んだ
- 作者: きんいろ英語レッスン受講生一同,川合亮平,原悠衣
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/04/29
- メディア: 単行本
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発売日に買って,「流れに乗り遅れないうちに記事書くぞ~」って感じで1週間ぐらいで読了したまでは良かったのですが,なぜか最近あまり文章を書く気が起こらず,こんな時期になってしまいました.
「きんいろモザイクと英語レッスン」は,アニメ第2期が大人気放送中の「きんいろモザイク」をモチーフとした英語学習本です.
きんモザキャラと一緒に英語が学べる!という触れ込みにまんまと釣られ心惹かれて購入しました.
ご存じの通り,「きんいろモザイク」は,日本の高校にイギリスからの留学生がやってくるお話であり,「異文化交流」が作品テーマの一つになっています. 特にアニメ版では,声優さんが流暢な英語を話すシーンが結構ありますし,もともと英語学習との親和性が高い作品なのではないでしょうか.
この本では,アニメ第1期から印象的なセリフを抜粋し,思い出のシーン画像とともにシノ達が振り返る,という形で話が進んでいきます.
例えば,第1話,アリス(シノのホームステイ時)の"Can I sleep next to you?"から,"Can I?"の使い方を勉強したり,第3話でアリスとカレンが英語で話している時の"Have you already tried Natto?"から,"Have you?"についておさらいしたり.
その後に続く会話では,アリス,カレンが教師役,忍,綾,陽子が生徒役となり,講義が進んでいきます.
しかし,そこはきんモザ,普通のおしゃべりではありません.
相変わらずキンパツのことしか考えてないシノ,そこにツッコまないアリス,陽子のことしか見えてない綾に,とにかくその場をひっかきまわそうとするカレン…
普通にマンガを読む感覚で読み進められました.*1
所々挟まるコラムでは,イギリスの風習や英会話のコツなど,思わず「へー」と言いたくなる知識が載ってました.
アニメ,マンガをモチーフとした参考書は世の中に数多くありますが,*2 どちらかと言うと中高生向けのものが多く,「学習参考書」の側面が強いのではないかと思います.
ですが,この本は,いわゆる「大きなお友達」を対象にしているからか,受験英語というよりは,実際の英会話に重点を置いた構成になっているように感じました.
いい歳したサラリーマンがこの本片手にニヤニヤとしながら勉強してる様子を思い浮かべたらなかなか笑えてきますね(棒読み)
欲を言うなら,せっかく英語の上手い声優集めてるんだし,学習用CDとかつけてほしかったなー,とかですかね.
CV東山奈央の英会話CDとかあったらたぶん毎日聞いてる気がします…